Examination

検診

脳ドックをはじめ検診には最新鋭の画像機器(MRI: GE製 Artist-Air, CT:Canon製 Precision、骨塩定量DEXA GE製Prodigy Fuga)を用いています。
組み合わせて用いることによって敏感で精度の高い検査を行うことができます。

治療法が進歩した現在では、発病するまえに早期発見することが何より大事です。
1年に一回の検査をお勧めします。

MRI: GE製 Artist-Air
CT:Canon製 Precision
骨塩定量DEXA GE製Prodigy Fuga

脳検診

 MRIは脳の精密な画像を得られるために、腫瘍、がんの転移や、血管の変化、老化に伴う萎縮や水頭症など、さまざまな病気を見つけることができます。また、造影剤を注射しないで、頚の血管から脳血管まで全体を観察することができ、脳梗塞の原因となる血管狭窄や、突然のくも膜下出血をおこす動脈瘤を見つけるのにも有用です。
 頸椎の変化は中高年においては普通におこり、脊髄の圧迫をきたすと、しびれ、痛み、運動障害、首や肩の痛みの原因となり、放置すると麻痺になることもあります。早期発見を目的として、頚椎をセットにして包括的に脳検診をしています。

心臓検診

突然やってくる心筋梗塞の予防のために、原因となる冠動脈の硬化、狭窄を見つけます。心臓には、冠動脈と呼ばれる血管が複数あり、心筋を栄養しています。
この血管に起こるカルシウムの沈着を冠動脈石灰化といい、CTで検査します。主な要因は動脈硬化で、石灰化の程度は動脈硬化と相関することが知られています。石灰化スコアは、石灰化の体積と密度(CT値)を点数評価したもので、冠動脈の狭窄のリスクをあらわします。また心臓周囲の異所性脂肪は、本来の脂肪細胞ではない部分に蓄積される脂肪のことで心臓の周囲、心外膜にみられる余分な蓄積は、生活習慣病、心臓疾患と関連するリスクが指摘されています。
シンフォニーではCTに特に解像度の優れた機種(Canon Precision空間分解0.15mm)を用いて精密な検査が可能です。
 また不整脈、心房細動があると心臓内に血のかたまりができて、脳血管に詰まって(塞栓)梗塞をきたします。不整脈の治療は進歩していますので、早期に発見することが重要かつ有益です。
検診として、CTのほかに心電図、超音波検査、負荷心電図を行います。

骨粗鬆症検診

骨のカルシウムの密度(骨密度)を測定します。当院で採用しているDEXA(Dual-energy X-ray absorptiometry)は、骨粗鬆学会でも基準として推奨されている測定方法で、エネルギーの異なるX線を照射して骨密度を測定し、従来の骨密度検査と比べて精度が高い測定です。腰椎と大腿骨部の2カ所について測定するのが普通です。X線被ばくの量もごく少なく、同年齢の標準、若い成人の標準と比較した骨の密度を知ることができます。
脊椎全体のX線写真を合わせてとり、背骨の変形、姿勢変化についても調べて、指導を受けることができます。

検査画像例

がん検診・肺がん検診

単純写真とCTを用いて検査します。従来の2倍の高解像度CT(Canon Precision空間分解能0.15mm) によって病変を鋭敏にとらえ、しかも浸潤の程度など性格が見えるのと同時に、進展の程度も見ることができます

肝・胆・膵がん検診

MRIを用いて肝臓・胆嚢・胆管・膵臓・膵管を観察します。胆管がんや膵臓がんの大部分は、胆管、膵管に異常をきたすことが多く、症状も比較的に少ないのでMRIでこれらの異常もとらえて、がんの早期発見が可能です。
この場所のがんは、超音波検査やCT検査のみでは確実に見えないことも多く、MRIを組み合わせることで、信頼性の高い肝胆膵系がんのスクリーニングを行うことができます。

骨盤検診

男性の場合、前立腺がんが多く重要ですが、初期症状がなく知らないうちに進行していくため、早期発見・治療が重要です。検査には血中PSA測定が広く行われていますが、PSAが陽性とならないがんもあり、MRIは病変の位置や大きさなどの情報も正確に把握できるため、発見に有用な検査です。
女性の場合、子宮や卵巣の状態を精密に描出することで、子宮がんや卵巣がん、子宮筋腫、子宮腺筋腫症、内膜症など様々な疾患を発見できます。

乳がん検診

MRIを用いると、マンモグラフィのように検査時に締め付ける痛みがなく、検査着を着用したまま乳房を検査できます。
またマンモグラフィや超音波検査と比較し、乳腺の異常を検出する感度に優れています。
乳がんの罹患率は30代から急増し、40歳から50歳でピークになります。市町村のマンモグラフィ検査の補助は40歳以上からとなっており、若い世代が検診を受ける機会が少ないのが現状です。
成長の早いタイプの乳がんは、年1回の視触診や2年おきの検診では、その後の制御が難しいといえます。ことに親類に乳がん・卵巣がんなどの既往がある方は、要注意でしょう。
MRI検査は苦痛なく気軽に受けられ、早期発見に有効です。
また自治体が勧める定期検診と組み合わせることも、病気の更なる予防・早期発見に繋がります。